コントロールしたい

マジックにおいて楽しい時間は人それぞれだと思いますが、俺はコントロールしてる時間がとても楽しいです。相手のハンド枯らしてフィニッシャー叩きつけて相手が必死になにかをキャストして足掻いてるのを見ると心が躍ります(性悪

レガシーはメタゲームが複雑すぎてカード下手糞マンである俺には出来そうにないので置いといて、モダンでも可能ならばコントロールを使いたいなと思っています。
モダンが簡単かといわれるとそうではありませんが、資産的に可能な範囲を考えるとモダンになりますね言うだけですが。


そんな話は置いといて、最もコントロールらしいコントロールデッキを作れるのはスタンダードだと思ってます。クリーチャーやスペルの質がモダン以下に比べてパワーが低く、カウンターや汎用除去が通用しやすいからです。
実際のところ俺がマジックを始めたテーロス+ラヴニカへの回帰ブロック期では青白(t黒)コントロールがトップメタに君臨していました。それ以前?知らん!

しかしながらラヴニカへの回帰ブロックが落ちて以降コントロールらしいコントロールはあまり見かけられません。
どの時代でコントロールデッキが存在できていたかをエキスパンションごとに分けて書いてみました。まぁいつも通り有意義なことは書かないけど読みたい人は読んで、どうぞ。


・ラヴニカへの回帰+テーロス・神々の軍勢
コントロールが強すぎた(直球
なにが強かったかというと拘留の宝球と思考囲いとスフィンクスの啓示と至高の評決。
どれもこれもぶっ飛んだカードでしたけど、その中でも不愉快なレベルで強いのが拘留の宝球とスフィンクスの啓示。
拘留の宝球はメインからエンチャント除去なんてほとんど入れれないので実質確定除去であり、同名クリーチャーを並べればそのままアドバンテージを取られてしまったりします。
土地でないパーマネントなのでプレインズウォーカーやエンチャント、アーティファクトも除去でき、要するに万能除去です。ソーサリーで多色とは言えあんまりだよなぁ?
スフィンクスの啓示?使われたら負けだよ負け。

・ラヴニカへの回帰+テーロスブロック(M15含める)
同上。黒単相手でも先手取れればそこそこ安定して勝てますし、環境が早くなった(詳しくは知らない)ので青白コントロールになったりしてますが結局やってることは同じ。
宝球!評決!啓示!エルズペス!終わり!

・テーロス+タルキール覇王譚
スフィンクスの啓示と宝球と評決が落ちた所為でコントロールしきれるパワーが一気に落ちてしまいました。また、覇王譚からクリーチャーの質が大きく上がったので対処しにくくなったことも原因です。
特にビートダウンでありながらコントロールのような動きもできるアブザンカラーには絶望的で、アブザンチャームやクルフィックスの狩猟者によるアドバンテージの差、包囲サイやエルズペスによる暴力を捌ききることが不可能な状況でした。どれもこれもキャストが通った時点で仕事が確定していたようなものも大きいです。

・テーロス+覇王譚・運命再編
命運の核心が登場したことにより、一瞬だけコントロール復権します。やはりアブザンには勝てませんでしたが、ハンデス、リセット、カウンターと一応コントロールは可能にはなりましたが厳しいことには変わりありません。
この時期になるとアブザンだけでなくシディシウィップと呼ばれたエレボスの鞭を使ったデッキもすこし活躍しており、要するに青黒では対処不能なエレボスの鞭を通したら負けなデッキでした。黒が入っているのでもちろんハンデスもサイドインされるでしょうし、そうなったらどう足掻いても勝てません。厳しい時代でした。

・テーロスブロック・タルキールブロック
コントロール復権の時代へ。
龍王オジュタイやシルムガルの嘲笑、忌呪の発動が登場したことにより、カウンターしやすくなり、ライフの回復もしやすくなり、また明確なフィニッシャーを得たことにより一気にコントロールしやすくなりました。エスパーカラーにすることでハンデスや英雄の破滅といった黒の強みを生かすことができ、お互いリソースが尽きた頃にオジュタイや龍王シルムガルが着地し、一方的にリソースを確保することができました。
龍の天下は数ヶ月でトカゲ入りのアブザンに奪われますが、ひさしぶりにコントロールらしいコントロールが帰ってきたので当時はすこし嬉しかったものです(お金なくてジェスカイ使ってましたけど

・テーロス+タルキール+オリジン
特に何も変化はなかった気はしますが、この時代はアブザンコントロール、アタルカレッドの時代だった気がします。エスパードラゴンも存在はしていましたが、先述の2つに勝てなかったので存在はしていても許されないような上京でしたね。
アブザンコントロールはコントロールの名を冠していますが、もちろんカウンターは入っていません。アブザンチャームや英雄の破滅等の除去で軽く捌き、サイを叩きつけてテンポを取り、エルズペスを叩きつけて勝つデッキでした。
コントロールと言われると首を傾げざるを得ないのですが、ミッドレンジでもアグロでもないので一応コントロールなのでしょうね。

・タルキール+戦乱のゼンディカー
まさかの4色or5色環境からのスタート。マジでスタンダードやめようと思ってました。
まぁ荒れた環境初期は置いといて、環境終盤にはアブザンアグロだらけでした。アブザンコントロール?そんなデッキありましたっけ?
まじめな話をすると、英雄の破滅が落ちて破滅への道になったことによりコントロールしきれなくなりました。
また、たまにモダンでも使われているギデオンの存在も大きいです。PWとは言え4マナcip2/2トークン生成の5/5とか頭おかしいよなぁ?
そんなこんなでコントロールするより殴ってたほうが強かったです。いちおうダークジェスカイなんてデッキもありましたがコントロールというよりはクロックパーミッションみたいな感じでしたね。パーミッションってよりアドって感じが強かった気がしますが。

・タルキール+戦乱のゼンディカーブロック
要するに今です。まさかこのタイミングでグリクシスコントロールを組むことになるとは思いませんでした(白目
チャンドラというフィニッシャーを得たことがかなり大きいです。グリクシスだとそこそこな除去が結構あるのでアグロにもまだ対処しやすく、下手なミッドレンジには除去とカウンターしてやれば余裕のちんちんです。
問題は4cラリーとかいうデッキですが…まぁ当ったことないから知らん知らん!
トーモッドの墓所でも出てくれたらラリー自体は止まるのでズーラーポートの殺し屋とナントゥーコの鞘虫さえ殺せばなんとかなる気がするのですが。まぁないものねだりしても仕方ないですね。
現状このコントロールが許されるのはチャンドラというフィニッシャーの存在がとても大きいです。出たときマイナスでとりあえず小型一掃から生きて帰ってくれば勝ち、
オジュタイよりも対処されにくく、クロックも早いのでとても優秀なフィニッシャーです。
ドラゴンカードがそこそこ入っているのでそれが時折ものすごく邪魔ですが現状最もコントロールしているデッキであり、これのおかげでスタンダードもう1回やろうと思う気力が沸いて来ています。
正直エルドラージ環境おもんなさすぎだったからちょうどいいしね。


以上、こんな感じ。
結局特に読んでて意味あるようなこと書いてないけどいつものことだし気にしない。