エロゲにエロは必要かどうか

夏風邪で神戸牛スタンダード(GP神戸のサブイベント)にも行けず、地元の遊戯王非公認にも行けず、家でネトゲしながら3ヶ月ぶりにClover Day'sやってたんだけど、杏璃ルートで主人公と杏璃が付き合い始めてそのまま流れでセックス始めちゃったわけよ。

純愛ゲーム、特に比較的イチャラブ要素が濃いゲームに置いて初日セックスって私はクソだと思うんです。
個人的な意見だから異論はもちろん受け付けるけど、なんでクソかと言うと初日ぐらいイチャラブして欲しいからなんですよ。やっと恋人になれたんだしエロさよりもキャラの持つかわいさを前面に押し出して欲しいんです。
加えるならこのゲームの場合、ヒロイン全員が幼馴染です。んで杏璃は血は繋がってませんが妹です。それなのにいきなり一線越えて欲しくないってのもあります。ヒロインサイドからすると今までずっと想いを告げれなかったんだし早く膜をぶち抜いてくれってことなんだろうけど、んなもん知るか俺は主人公サイドだ俺の貞操観念を押し付けさせてもらうぞ(童貞)。

まぁ文句言っても仕方がないので初日セックスはEnter連打で乗り切ってやれやれだぜと一息ついていたらすぐにこいつらセックス始めやがる。しかも2回目は青姦ときた。こいつら周りにバレたらイカンとか言ってるクセに危機感なさすぎだろ。

ここで良く議論されてる(いつも議論にもならず一蹴されているが)議題がある。
エロゲにエロは必要かどうかだ。

マジレスしておくとエロゲにエロなかったらそれただのゲだろうと私も思っているがそういうのはなしの方向で頼む。

前置きとして、ここでいう「エロゲ」の範囲を簡単に定義しておこう。一口に「エロゲ」と言っても星の数ほどある。
もちろん、エロはいらないと言われるぐらいだからエロが中心のゲームではない。つまりは抜きゲーではないということになる。
これだけで5〜7割のエロゲが削られたと思う。残っているのは非抜きゲージャンル、代表的なとこでいうと純愛ゲーやシナリオゲー、雰囲気ゲーなんて言われてる部類であろうか。
ぶっちゃけどれも明確な定義ないしどれも変わらんと思うけど、雰囲気ゲーと言うと俺はあんまりやったことないけどユメミルクスリ沙耶の唄なんかであろうか。イチャラブするわけでもないが恋愛要素はあり、しかしそれ以外に重点を置いたゲーム、と言った感じであろうか。どちらもやったことはないが話だけは聞いている。綺麗な世界を描いてプレイヤーを癒したり、壮絶なファンタジー世界を描いてプレイヤーを圧巻させたりするわけではなく、ただそこにある世界を傍観させる。結末はただのハッピーエンドではなく歪んだハッピーエンド。だれかが死んでたり、もしくは世界そのものが書き換わってたり。
この場合のエロはかなり意味を持っていると思われる。具体的に沙耶の唄は沙耶が人間の遺伝子かなんかを解析?するためにセックスしてたって言うし、沙耶に襲い掛かったおじさんに主人公が怒ったのも肉欲から産まれる愛ゆえではないだろうか。つまり雰囲気ゲーにはエロは必要だ。
残りは2つ。シナリオゲーと純愛ゲー。シナリオゲーはその名の通り、主人公とヒロインが一緒に試練を乗り越えていく過程に重きを置いていたり、物によっては世界を救ったりする。つまりセックスしなくてもいいのでは(セックスで世界救ったりするゲームは抜きゲーに分類したいと思う)?純愛ゲーに関しても、エロがあろうがなかろうがシナリオ上にあんまり関係なかったりする。セックスしてるのがバレて問題になる、というのもキスに置き換えればある程度は通じるし、キスはいいけどセックスはダメ!!!なんて抜かしてくるやつはギャグ要員以外ではいないだろう。
よってここに言うエロゲーは純愛ゲー、シナリオゲーとする。
前置き長すぎだろjk………前置きが一番長いじゃないか………


結論(と言う名の私見)から言って俺は必要だと思う。
エロゲがエロゲ足りえるのはエロがあるからであって、エロがなくなるとそれはただのギャルゲーになる。また、エロがあることによって主人公とヒロインの仲が深まるのも事実。
また、Clover Day'sみたいな最初から好感度MAXのゲームには関係ないけど主人公が転校してきたとかの設定だと主人公とヒロインの関係は好感度0から始まる。変に優しくしてくるやつは誰にでも優しいか裏でなんか考えてるかのどっちか。要するに全員主人公に心を許していないことになる。例えばさくらシュトラッセ。主人公宅に魔女(マリー)とその使い魔(ルゥリィ)が来るんだけど、マリーはいい子だから主人公にも優しい、ルゥリィはどうでもいいからどうでもいい態度取る。一方主人公は最初はいい迷惑と言った感じ。そっからお互いのこと知って普通レベルに仲良くなる、って話なんだけど。
こういう関係から始まって付き合ってエロまで持ち込むってことは、そんだけ2人の仲が良くなってるってことだし、特にルゥリィにはとある理由から主人公が苦手意識持ってたんだけど最終的にはすごく仲良くなったりしていい雰囲気だった。
そうやって仲良くなっていく過程って実は結構重要で、これこそ純愛ゲーの真髄なんじゃないかなって思う。
イチャラブしてかわいいなぁって思うのもいいけど、その好きになっていく過程ってのも面白いしそこがないとイチャラブしててもおもしろくない。
想像して欲しい。友達、もしくはそれ以下の関係だったはずのクラスメイトがなんのフラグもなく告白してくるシュールさを。
そういう意味ではましろ色シンフォニーはいいゲームだった。物語が丁寧に書かれていて、エロゲは泣きゲーか抜きゲー以外認めない!!!なんて馬鹿なことを言ってた当時の俺を改心させるにはもってこいだった。

話が逸れた。して、仲の良さの段階を表すのにエロはかなり重要だ。ギャルゲーではこうはいかない。本来セックスするシーンにキスシーンが挿入されて終わりだったり、ひどい場合はキングクリムゾンを起こしていつのまにか非処女or非童貞になってたりする。
キスシーンなんて入れられても日常的にチュッチュッしてるし別にめずらしくもなく、やってても特にうれしくもない。チュパ音はいいけど

以上の理由でエロゲにエロは必要だと俺は思う。
正直途中でめんどくさくなって適当になってきたのは内緒。

なんでこんなしょうもないこと書くのに2日もかけてるんだろうね。アホかな。