Ar tonelico II 世界に響く少女たちの創造詩

発売日に買いに行ったゲーム、やっとクリアしました。
2007年発売ですから7年前ですかね?いやーホントに時間かかった。

冗談はさておき。


アルトネリコのヒュムノス聞いてクリアしてなかったこと思い出してとりあえずで起動。
そのままなんとなくでクリアしてしまいました。プレイ時間にして38時間。

このゲームは戦闘のシステムが良くて、ぶっちゃけ戦闘さえ楽しめればゲームの8割(当社比)は楽しめてると思っていていいぐらいなんですが、如何せんいろいろ問題がある。

前衛後衛分かれていて、前衛が後衛守りつつ小ダメージ与えて、後衛が魔法溜めて大ダメージ。その魔法ぶっ放す瞬間が楽しいゲームです。

で、後衛を守るシステムについては音ゲーみたいな感じで、緑のバーが赤いバーに近づいたときにボタン押せたらガード成功、近ければ近いほど前衛へのダメージ軽減ってシステムなんですが、派手な演出攻撃や、処理的に重たい敵が攻撃してくると8割ぐらいの確立でラグります。
まぁ単発攻撃でラグったりするのはなんとかなるんですが、連続攻撃や全体攻撃だとシャレになりません。
6回連続攻撃とか後半になると多くなってきますし、指でリズム良く押してるのにラグで半分以上失敗とかしょっちゅうあります。それで死にはしませんがやっぱりイラっとしますね。
んで、それで死なない、むしろ全然痛くないっていうのも逆に問題なんです。
後半敵の攻撃のガードが難しくなるのはゲームとしていいんですが、敵のステータスが低すぎるので緊張感がない。
ガードの判定甘くする装備があるんですけど、それなかったら死にまくるぐらいの難易度じゃないと楽しくない。

また、その頃になってくると前衛が超強くなってきます。
終盤の雑魚敵のHPが19000ぐらいになるらしいんですが、それを魔法溜めてる間前衛だけで削りきります。あれ?魔法ぶっ放すのが楽しいゲームじゃなかったっけ?
満足なダメージ与えれるレベルまで魔法溜めてたら敵は瀕死。これ前衛で突付いて殺しても変わらんのじゃねって。
要するに、すごく不完全燃焼な戦闘が増えます。
ぶっちゃけ前衛の攻撃なんてカスダメでいいんですよ。全ダメージ一桁とか。それなのに初期武器でも単発400とか600とか。それが連続ヒットするわけだからそら19000ぐらいすぐ吹っ飛ぶわ。


また、このゲームの根幹の一つでもあるダイブシステム。これも今回はほとんどサボった(ルカ3階層、クローシェ2階層、ジャクリ2階層まで)のですが、それでもまったく問題なくクリアできました。死神デス子ちゃんと合体魔法が強すぎ。
この辺も調整甘いんですねぇ。詩魔法が強いのはいいんですが、低階層で覚えれるのが強すぎるのはちょっと。



戦闘のバランスさえ良ければとても良いゲームだったんですがねぇ……
あ、もちろんシナリオやヒュムノスは評価できますよ。

でも思い出補正と言うべきなのか懐古厨と言うべきなのか。アルトネリコ1のほうが良かった気がするんですねぇ…マップ移動のBGMめっちゃ好きだったんですけど。