アネイロ 途中だけどレビュー
はい。一人の実姉のルートが終わりました。
まぁ。
とりあえず。
酷いです。
まぁすこし期待してたのでガッカリした、という表現が正しいかもしれませんね。
なにが酷いか簡単に説明しますと。
シナリオの構成が荒いです。
簡単にシナリオの説明をしますと。
主人公が海外で親と暮らしてたけど、姉から「全寮制の学校があるから帰ってこない?」って言われたので帰る→実姉と幼馴染(一つ上)と再開。実姉はブラコン、幼馴染も主人公のことが好き→二人は部活をやってて、部員数が少なくて(ってか部員は一人だけ)存続の危機であることを知る→でもCAという審査を通過すれば部活が生存するよやったねタエちゃん!→主人公「じゃあ手伝おうか」
そんな話。
んで、これ前提がかなり無茶あります。
これ、学園物でしょう?
クラスメイト絡んでこないじゃん?
日常がペラペラになるじゃん?
つまんないじゃん。
いやまぁそこはいいでしょう。
お姉さんと幼馴染はそこそこかわいいし。
うん……かわいいよ……でも萌えない。
なんていうのかな。いい立ち絵してるんだよ。でも 萌 え な い
萌 え れ な い ん だ
鬼ごっこ!というゲームを先日やったんだが。
それは主人公がおもしろくて、しかもヒロインを照れさせたりするからヒロインにめちゃくちゃ萌えた。
あー……これが萌えゲーか……と私は思ってしまったんだ。
そしてアネイロにもそれっぽいものがあると思っていた。
でもないんだ。
萌えがない。
これってエロゲには致命的でしょう。
いや。まだだ。もしかしたらお涙頂戴のワンチャンがあるかもしれない。
そう思っていた。
もちろんそんなものなかったけどな。
そんなこんなでED、もといラストシーンへ。
なんて言えばいいのかな。
心のどこかで「現実には絶対ない」って思ってしまうじゃん?
でもそれはライターの腕の見せ所。それを考えさせないようにシナリオを書いたり、それ以上に「おもしろい!」って思えるように書くわけですよ。
でもこれは違った。
最後に主人公とお姉さんが協力して作ったロボットを動かすんだけど。
1回、2回目とも失敗しちゃうんだ。
それは主人公が悪いわけでもなく、姉が悪いわけでもない。(てかぶっちゃけ原因不明)
それで3回目に「飛んで!飛んでアテナ!(アテナはロボットの名前。小さい人型のロボットに羽をつけて飛ばそうとしていた)」って叫んだらなんとなんと。
見事に飛んでしまったんですねー。
まぁこれにはなんか裏があるみたいですが……
どうでもいいでしょう。考えても無駄でしょう。
はい。このシーンで萎えました。もう駄目だこのゲーム。
あと、実姉と聞いて近親相姦が問題になる、ってのも考えてたんですが、それもなし。
まとめとしまして。
姉も幼馴染も非常に現実的な存在です。
現実にいそうなブラコンの姉、と言った感じでしょうか。
そんな姉と幼馴染要素に、無理やりありえない話を混ぜたために酷くなった、という感じです。
こんな姉が現実にいたらなー、っとは思いましたが、ゲームにこんな姉はいらないです。
なにも考えずにやるんだったらいいんじゃないんですか?ただ、これを買うぐらいだった(中古で倍近い値段するでしょうが)キッキンやってたほうがいいんじゃないでしょうか。
キッキンやったことありませんが、萌えゲーとしてのレベルはあっちの方が高いでしょうね。
このブログ、エロゲレビューサイトになりかけてる……エロゲレビュー用のブログ作ろうかしら……?