学問は偉大。

今更気づいたって遅いんだけど、大学生の間にもっと勉強しとくべきだったなと。
New York Times読みてぇなぁって思ったけど英語なんか全然わかんねぇし、微塵も読めない、ニュアンスすらわからん。

マジでやべぇよやべぇよとなったわけなんだけど、勉強しようにも時間がない。
23時に寝て朝6時半に起きて出社、そこから定時まで働いてさらに残業して20時ぐらいに帰宅してご飯食べて風呂入ってたら21時ぐらい。
実質2時間しか自由な時間がなくて、そのうち1時間ぐらいは適当に遊んでたりするから1時間も勉強できない計算。
アホかと。大学生の頃の週1回の1.5時間の英語の講義なにしてたんだ俺は。
もっと勉強しておけばよかった。そしたら社会人でももうちょっと楽できただろうに。


んで、社会人になっていろいろ考えることがあった。

まず思ったことは本を読みたい。
俺は世界を知らなさすぎる。身近なものを知らないでも生きてこれる環境だったからなんだけど、それが必ずしもいい環境とはいえない。
つまりは自分の世界を狭めてるんだから、いざなにか考えなければならなかったときに知らないことを知る作業から入らないといけない。
言わなくてもわかるだろうけどそれって時間のロスがすごい大きくて、急いでるのに回答がなかなか出せなかったりする。それだけで損だ。

まぁそこまでは考えてなかったんだけど、それぐらい損してる。時間は人間にとって一番大事なものだと思う。もちろん生きてる前提でね。



んで次。親の言ってたこと。だいたいあってる。

資格を取りなさいとか、学歴は大事だ、とか。
いちいちうるせぇな俺はそんなもんいらねぇ自分の力でなんとかなるわいと謎の自信を持って思っていたものですが、実際はそんなことはなく。

いや、実際なんとかなるんだけど、世間はそう見ないよねって話。

学歴や資格っていうのは自分ができる最高を示すものじゃなくて、最低を示すもの。
例えばMARCHを卒業したとしよう。それは就職活動においては「MARCHを入学、卒業するぐらいの頭は絶対に持ってますよ」っていうこと。
社会人は時間がない。少し考えればわかることだけど、そこそこの企業にもなると採用担当は最初の数ヶ月で何千人から何百人を選ばないといけないわけだから、個性だの強みだのをいちいち細かく見てられない。
そこで一番わかりやすい指標になるのは学歴。
Fランのアホ集団からそこそこの人間を拾うよりも、そこそこの人間がいける大学からそこそこの人間見つけるほうがはるかに楽なわけ。
実際のとこそこそこの学歴を持ってる人って言うのはそこそこの人間が多い。偏差値50ある人間が偏差値28に行く確立と偏差値50に行く確立、どっちが高いか明白だよね?

資格も似たようなもんで、最低限知ってる人間とまったく知らないかもしれない人間、どっちが信用できるかって言ったら前者だよね。



サラリーマンという底辺の存在。

俺が新卒で入って2年目なんだけど、そろそろサラリーマンなんていうのに嫌気が刺してきた訳ですよ。
底辺の底辺がいったいなにを言っているんだと言われるかもしれないんだけど、嫌なものは嫌なんだから仕方がない。

何でかって言うと、自分より上の存在を知ってしまったからっていうのと、張り合いがないから。
俺よりも遥かに甘い汁吸ってる連中がいて、俺はそいつのお零れをもらってるに過ぎない存在だって気づいたらやってられなくなった。
甘い汁吸ってる連中がそれ相応のリスクを取ってきたから甘い汁にありつけてるってのはわかってる。
それがわかってるからこそ、今俺がどうしてその甘い汁に向かってまっすぐ向き合えないのが歯がゆい。

それに加えて、大体の企業って10の仕事をしても8の仕事をしても5の仕事をしても半年か1年ぐらいは給与が変わらないのよね。
10の作業を8時間で終わらせても8時間+2時間残業で終わらせても基本給に差は出ないんだから、2時間残業したほうが給与は増えるよね。
アホらしい。俺は時間で給料をもらってるわけじゃないんだ成果に金もらってるんだ。

この2つが合わさって仕事のやる気が微塵も出ない。ついダラダラやってしまいがち。
これではイカンと思いつつも感情的な面はどうしてもコントロールしきれないのがつらいところ。

金もらってる以上はまじめに働くっていうのが俺のモットーみたいなものなんだけど、自分でそれ守れてないならモットー(失笑)といった感じ。

来週からもうちょっと仕事に向き合いたいんだけどどうなることやら。なんとかコントロールする方法を身につけなければいけない。



せめて、こんなことに気づかなかったらもっと幸せだっただろうに…
無数のやらなければならないことに圧殺されそうだ。それでも知ってしまった以上、それらをこなしていかなければ自分の理想にはたどり着けそうにない。
どこまで俺の気力が持つのやら…